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うまくいかないときの妙味

 

スムーズに事が運ばないとき、なんとなく、

うまくいかない感じがするとき。

 

緊急事態宣による調整のし直しの連続、

年明けから、特別な事柄が続いていて

疲れが出ているせいもあるかもしれないけれど、

私の場合、忙しいときこそ、

やらかしてしまうこと多々・・・。

 

誰も、自分のテーマというのがあるようです。

 

たぶん、過去にも似た状態のときに、同じようなミスをしていて、

気づいて修正していかないかぎり、繰り返す。

 

育った環境からインストールされている

反応の仕方や声色は、

気を付けているのに、

余裕のないとき、気を抜いているとき、

忙しすぎて気があがっているとき、

つい、出てしまう。

 

気を許した相手こそ、

後で思えば、配慮が足りなかったなあという

台詞を言ってしまう。

 

本当に悪気はなく、

私にとってはたいした意味のない言葉でも、

良かれと思った言葉でも、

相手にとってはそうとは限らないわけですね。

 

やらかし具合と、過去の似たシーンを振り返っていると、

他のビリーフに隠れていて、これまで尻尾をつかめていなかった

肝的ビリーフ(should)に出逢えることがあります。

自分の癖を発見することがあります。

 

これこそが、うまくいかないときの妙味。

 

つかめたら、次の朝日が見えたようなもの。

 

これまでは、相性だとか、相手のタイプのせいとか

片付けてきたところも、

自分に返すことができたら、

自分を広げていくことができるわけです。

 

自分に返すことは少しだけ痛みが伴うけれど、

そのあとは、

なんとも爽やかで、晴れやかな感じです。

 

その度ごとに変容し、自分を広げていけるなら、

年を重ねるのもいいものです。