![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=473x10000:format=jpg/path/s9809c8efc27c4e6f/image/if00a5484e1583785/version/1591778773/image.jpg)
5月に満開の花を楽しませてくれたモッコウ薔薇。
とても元気いっぱいだったのに、
花を終えたあと、
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=369x10000:format=jpg/path/s9809c8efc27c4e6f/image/iac023559ee46d66e/version/1591795581/image.jpg)
気づいたら、葉っぱが白くなっていて、
病気になっていたのです。
うどん粉病というそうです。
考えられる原因は2つ。
1つめは、肥料の与えすぎ。
GW中のステイホームの間、
夫が庭に4つもの花壇を作ったのですが、
そのうち2つは、家庭菜園用なので、
凝り性の夫は、
たっぷりの肥料を混ぜ合わせて、
土づくりにもこだわったのです。
その残りの肥料を、
咲き終わったモッコウ薔薇たちの根元にも
与えたのですが、
どうも、それがまずかった。
その肥料のひとつ、窒素肥料。
植物の成長に最も重要な要素のひとつ。
しかし、窒素肥料を多く施肥しすぎるど、
うどん粉病のリスクを高め、
それを与え続ければ、植物は軟弱化するのだそうです。
2つめの原因は、「密」状態。
咲き終わったモッコウ薔薇の枝葉を剪定し、
支柱をいくつも追加して、縛って整えたのです。
「このツルはモンスターだから、
ほっとくとどこまでも伸びていって、大変なことになる!」
からと。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=373x10000:format=jpg/path/s9809c8efc27c4e6f/image/i74fbb59b49de139f/version/1591795514/image.jpg)
カットして、できるだけまとめてくくりつけ、整えたため、
わしゃわしゃしモサモサしていた状態から、
見た目はすっきりしたのですが、
枝葉も茎も、息苦しかったのでしょう。
密になり、風通しも悪くなると、
病気発生のリスクが高まるそうです。
(最近繰り返しきく台詞)
まるで、メッセージをもらっているかのようです。
良かれと思って与えた栄養も
与えすぎや、その人の体質に合っていなければ
病気のもとになるし、
与え続ければ軟弱化する。
見た目をきれいに整えようと
縛り付けたり、
自由にさせてたら好き勝手するからと
進む方向性を無理やり決め、
心や環境の「密」状態が続いたら、
風通しが悪くなり、病気になる。
まさに、
子育てのようであり
夫婦関係・恋人関係のようであり
身近にある人間関係のようでもあり
組織内の人間関係のようでもあり。
思い込みや、無知は怖い。
与えるほうは、良かれと信じ込んでいるからこそ、
間違いに気づきにくい。
だからこそ、もし気づくことができたなら、
大きなチャンス。
気づけたなら、
対策をとればいいのだから。
病んだ部分をカットし、
薬をふりかけ、
茎やツルの縛り付けたところを解き放ち、
支柱の位置も変え、
支える程度にしたら、
もっこう薔薇の葉っぱたちの表情が
いきいきと蘇っていくように見えます。
ひと安心です。
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ついでに、砂で顔を拭き、
どろだらけになっている、ワンコも
元気いっぱい、楽しそうです。。。。。^^;
植物も生き物も、育てるのって、
難しいし、大変。
それでも、生きている存在だからこそ、
多くを気づかせてくれて、
世界を広げてくれて、
多くの感動ももらえるのでしょうね。
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